概要
外観 | ブロック図 |
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RS485規格(TIA-485)では終端されたツイストペアを使用した差動データ伝送を規定しています。この規格はドライバとレシーバの電気的特性を指定しており、任意のデータプロトコルとコネクタは指定してしません。RS485は費用のかからないローカルネットワーク、マルチドロップ通信リンクおよび最大4000フィートまでの長距離データ転送の用途で普及しています。平衡線路の使用はRS485が素晴らしいノイズ除去の特性を有し、産業と商用アプリケーションに対して理想的であることを意味します。RS422規格はRS485規格に類似していますが、一つのバスの上に複数のドライバを接続することはできません。同じように、プロセスオートメーションやファクトリーオートメーション環境の中でフィールドバスソリューションを展開する場合、Profibus (Process Field Bus)プロトコルはRS485の普及している物理媒体を使用します。
このFMCモジュールは42差動チャネルを提供しています。下記の2つのモデル(オプション)があり、使用するFPGAに応じて選択することができます。
- Option “A”: Linear Tech LTC2854で駆動
- 20Mbps RS485/RS422トランシーバ(x42)
- 3.3V Logic Supply Pin
- Xilinx Kintex 7 FPGAとの使用を推奨
- Option “B”: Linear Tech LTC2865で駆動
- 20Mbps RS485/RS422トランシーバ(x42)
- フレキシブルなデジタルインターフェース(+VADJ_FMC)向けの1.65Vから5.5VのLogic Supply Pin(VL)
- Xilinx Kintex UltraScale, Virtex UltraScaleおよびAltera Arria 10 FPGAとの使用を推奨
Notes for the Nicomatic’s mating connector:
– D222SP32B53 connector when using an EMI backshell. DMM-S2-L-40-P-C EMI backshell used with this connector.
– D222SP32D53 connector when not using an EMI backshell.
機能
- Linear Tech 20Mb RS485/RS422トランシーバ(LTC2854もしくはLTC2865)を使用した42差動チャンネル
- x1 JTAGポート
- TXCOオシレータ
- FMCコネクタ(FPGAへの直接インターフェース)